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堺市でクリニックを開業する

堺市のクリニック開業傾向

クリニックの数が多い政令指定都市

大阪府内では人口も面積も大阪市に次いで規模が大きい堺市は、大阪府の政令指定都市のひとつで、大阪市のベッドタウンとしても機能しています。交通網も発達しているのでアクセスも便利で、特に堺東駅の周辺は商業の中心地として百貨店や商店街が集中し、多くの人が訪れにぎわいを見せています。

市内のクリニックは約700施設に上り、人口10万人あたりで換算すると80施設以上。大阪市には及ばずとも、全国規模で見ると多いといえます。

まだまだ開業医へのニーズは高い

一方、人口10万人あたりのクリニック医師数は約75名で、まだ十分とはいえない状況です。特に大阪市に比べると不足気味でもあるため、まだまだ開業医に対するニーズも高そうです。市内の人口も多いので、クリニックを開業するにはおすすめの環境だといえるでしょう。地域医療への貢献など、やりがいを持って働くことができるはずです。

堺市の主な診療科ごとのクリニック数(令和元年現在)

診療科で見ると内科が400施設以上ともっとも多く、標榜診療科に分類するとアレルギー科、循環器科、消化器内科、心療内科などが多くなっています。開業を検討する場合は、開業予定地周辺の診療科、標榜診療科の比率もしっかり把握しておくべきです。診療科によって、他院との距離などの要因が競合先となり得るかどうかの判断基準になります。

堺市でクリニックを開業するための準備

開業に必要な許認可と要件

診療所を開業する際には、「開設届」が必要です。開設届とは、診療行為を可能にするための書類であり、保健所への提出が必要となります。医師が開設する場合と、非医師が開設する場合によって提出する書類が異なります。

開設届は提出期限が「開設後10日以内」となっていますが、受理されるまでは診療行為が行えないことに注意が必要です。そのため開設後ではなく前もって提出しておきましょう。また添付書類については、堺市のホームページに掲載されているそれぞれの届出書の記載要領にて確認が可能です。

診療所の開設にあたっては、必要に応じて保健所への事前相談を行うことにより、計画内容や書類の作成方法についてのアドバイスや指導を受けましょう。

保険医療機関指定申請

開設届が受理された後には、保険診療を行うために所轄の厚生局に対して「保険医療機関指定申請」を行います。提出が遅れると保険診療を行えるタイミングが遅れるため注意しましょう。

その他の提出書類など

上記でご紹介した届出や申請の他にも、診療科目や従業員数などそれぞれの状況により必要な届出や申請が必要になってきますので、どのような対応を行ったら良いか確認しておく必要があります。

クリニックの開業までの流れ

クリニック開業までの大まかな流れについてご紹介します。

  1. 医院の構想を練る
    開業するにあたってどのようなクリニックにするかを検討します。例えば経営理念やクリニックの方向性について考えた上で事業計画を策定します。また、損益計算書や収支予算表の作成も行います。
  2. 診療件調査・物件の選定
    どこに開業するかを決めるために診療圏の調査を行います。調査を専門的に行っている業者もあるため、そういった業者を利用するのも良いでしょう。人口や競合、立地などさまざまな要素を分析し、開業するエリアを検討するとともに物件の選定を行います。
  3. 資金の調達
    作成した事業計画をもとに、必要資金を決定して金融機関に融資の相談を行います。各銀行で融資の条件が異なりますので、複数の銀行に相談をしてみることがおすすめです。
  4. 医療機器を選定・レイアウトを決定
    診療にあたっては医療機器も必要です。機器を選定するとともに内装レイアウトを検討しましょう。この時に大切なのは、スタッフが効率的に動くための動線を意識することです。
  5. 税理士・社会保険労務士の選定
    税理士を選定する際には、医療機関での税務経験があるかどうかを確認するなど、医療分野に強いかどうかをチェックしておきましょう。
  6. 各種申請・届出を行う
    開業に伴って必要になる届出や申請を行います。保健所への開設届の提出や、厚生局に保険医療指定機関申請を行うなどさまざまな届出・申請が必要になりますので、開業のスケジュールに合わせて進めていきます
  7. スタッフ採用・広告宣伝
    クリニックで働くスタッフを採用し、研修を行うとともに患者さんが来てくれるように宣伝を行っていきます。
  8. 開業
    すべての準備・手続きが完了して開業となります。スムーズに開業ができるように早め早めに準備を進めていきましょう。

堺市の人口数・推移予測

堺市の人口は、2013年の84万人台から徐々に減少傾向にあります。世帯数は増加しているのですが、世帯あたりの人数が減少しているのが背景です。年齢3区分別人口では、年少人口と生産年齢人口は減少している一方で、高齢者人口は増え続けています。クリニックの開業を検討する場合は、そこをターゲットにした事業計画の立案がおすすめです。

堺市のクリニックモールやクリニックビルの事例

三国ヶ丘医療モール

三国ヶ丘医療モールのHPキャプチャ画像
引用元:三国ヶ丘医療モール公式HP
(https://mikunigaoka-iryo.com/)

堺市堺区の三国ヶ丘駅から好アクセスの「三国ヶ丘医療モール」。車椅子の方や足の不自由な方にも優しいバリアフリー構造で、共用スペースにはゆったりしたソファーが用意されているなど、患者さん目線の配慮が行き届いています。

クリニックモールおおとり

クリニックモールおおとりのHPキャプチャ画像
引用元:クリニックモールおおとり公式HP
(https://www.clinic-mall.jp/otori/)

TOHOシネマズ鳳やイトーヨーカドーなどから構成される大型複合商業施設・アリオ鳳の2階フロアに展開する「クリニックモールおおとり」。半径5km圏に47万人以上が暮らす高人口密度エリアのため、多くの患者さんが訪れています。

クリニックステーションなかもず

クリニックステーションなかもずのHPキャプチャ画像
引用元:クリニックステーションなかもず公式HP
(https://clinicstation.jp/case-study/medicalmall/2141)

大阪メトロ御堂筋線なかもず駅から徒歩2分という駅近新築の「クリニックステーションなかもず」。居住区として人気の立地は昼間人口、夜間人口も多く、交差点角地のため視認性、認知性が高いのも特長です。

ベルヒル北野田メディカルモール

ベルヒル北野田メディカルモールのHPキャプチャ画像
引用元:ベルヒル北野田メディカルモール公式HP
(https://www.bellhill-k.com/)

北野田駅直結でアクセスの良いベルヒル北野田メディカルモール。内科や歯科、心療内科、整形外科、小児科など幅広いクリニックが集まっており、様々なニーズに応えます。ベルヒル北野田の駐車場を利用できるのも魅力です。

1Fには食品スーパーや衣料品、薬局や信用金庫などが入っており、買い物のついでに通えるのも患者にとってはうれしいポイントといえるでしょう。

堺市で2022年7月時点で募集中のメディカルモールの情報

上野芝クリニックモール

上野芝クリニックモールのHPキャプチャ画像
引用元:上野芝クリニックモール公式HP
(https://www.lets-nns.co.jp/mall/article_12532.html)

(仮称)イトーヨーカドー津久野SCメディカルセンター

イトーヨーカドー津久野SCメディカルセンターのHPキャプチャ画像
引用元:イトーヨーカドー津久野SCメディカルセンター公式HP
(https://medicalcenterjp.com/articles/8204/)

クリニック開業を成功させるために

医師にとっての開業は人生における大きな決断とひとつであり、失敗はどうしても避けなければなりません。そのために必要なことは、開業予定地の医療ニーズをしっかり把握すること。開業の成功は市場性にかかっているといっても過言ではありません。

何より大切なのは、綿密な診療圏調査を行なうことです。ただし、ドクターだけでは難しいので、開業準備から開業後の経営まで何でも相談できる、ビジネスパートナーに相応しい開業コンサルタントを見つけることが重要でしょう。

クリニック開業を目指すのであれば、開業エリアを検討するための診療圏調査と開業作業に併走してくれる開業コンサルタントが欠かせません。そのため、クリニック開業を考えるのであれば最初に「診療圏調査を無料で提供しているコンサルティング会社数社をピックアップし、問い合わせをすること」が必要になります。信頼できる大阪のコンサル会社を紹介してますので、是非チェックしてみてください。

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