このページでは、クリニックを開業する際に行う集患活動のひとつであるチラシ(ポスティング)について、わかりやすく解説しています。注目すべきメリットや作成のコツ、配布方法、さらに医療法広告規制についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
事前に商圏のリサーチをしておけば、集客につながるエリアのみにチラシのポスティングをすることが可能になります。
ウェブ広告やテレビCMなどと異なり、チラシは手元に残る物なので、1度目を通したチラシであっても、個々人の好きなタイミングでもう1度読み返してもらえる可能性もあるでしょう。
視覚的な訴求効果を期待できるところも、チラシのメリットです。記載されている写真や地図などが見やすくレイアウトされていれば、なおさらです。
さまざまな宣伝方法がありますが、チラシをポスティングしていく方法は、コストを安く済ませやすいです。たとえば、DM(ダイレクトメール)と比較してみるとわかりやすいです。DMは、リストどおりに郵送費などをかけて送付する方法であるため、1件あたりのコストが高くなりがちです。
チラシを作成する目的を明確化した上でチラシ作りをスタートすることが大切です。伝えたい内容があいまいな状態のままでは、焦点がぼやけてしまうため、関心を引くような内容を記載することは難しいです。チラシを受けとった人の興味を引くこともできないでしょう。
チラシのレイアウトや記載する内容について、最初に決定したものに固執しすぎないよう注意しましょう。最初のアイディアとは異なる視点をもち、さまざまな検証を加えながら改善を重ねていくことが大切です。また、ポスティングをしても期待したような反応が得られなかった場合には、記載内容をさらに改善したりターゲットを変更したりするなどの工夫が必要です。
チラシを配布するタイミングについても、しっかりと見極めることが重要です。とはいえ、配布エリアや配布スケジュールを決定していたとしても、開業準備が忙しくてなかなか実行できないこともあるでしょう。そのような場合には、郵便局や地元の人が大勢利用するような場所にチラシを置いてもらうのも、ひとつの方法として検討してみてください。
チラシ作成において注意すべきこととして、医療法広告規制があげられます。医療法広告規制に違反してしまうと、チラシ配布の中止などを命じられます。従わない場合には、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金刑」が科される可能性もあります。規制違反になってしまわないように、次の6つの禁止事項を把握しておくことが大切です。
チラシに使用する写真についても、医療法広告規制に違反しないものを選ぶ必要があります。
院長やスタッフが写っている写真は問題ありません。実際のクリニックのスタッフをチラシに掲載しておけば、クリニックの利用を検討している方などに、信頼感を与えやすくなります。
導入している医療機器の写真をチラシに掲載することも、問題ありません。ただし、未承認医療機器の販売や授与などにあたる内容だと、薬機法違反になってしまうおそれがあるので注意が必要です。
住まいを一軒一軒まわり、ポストにチラシを入れていく「ポスティング」と呼ばれる配布方法であれば、アプローチしたいエリアを絞りこめます。人手不足で実施が難しいようであれば、配布業者に依頼することも検討してみてください。
人通りの多い街頭で配布するのも、ひとつの方法です。ポケットティッシュなどをセットにすることで、受け取ってもらいやすくなります。事前に警察から許可を得ておくのを忘れないように注意しましょう。
新聞社の審査に通れば、新聞折込を利用することができます。シニア層やファミリー層を中心にアプローチしていきたい場合には、新聞折込をおすすめします。
看板に広告の効果があると感じてはいても、クリニックを開業する前から看板設置を検討する方は、少数派のようです。たしかに、コストがかかりますし、イメージと異なる仕上がりになってしまうケースもあります。看板設置を検討する際には、複数社の製品・サービスをじっくりと比較し、合い見積もりをとることをおすすめします。
紙媒体での広告などとは異なり、告知できるスペースが限定されないホームページ。決して小さくない力を発揮できる広告方法だといえます。自院のストロングポイントなどをしっかりと伝えることが可能です。
ホームページとは異なり、来院を実際に検討している人に対してではなく、不特定多数の人に対して自院を認知してもらいたい場合に、特に適した広告方法です。
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